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第66回有馬記念(GⅠ)2021年のレース(馬券)予想

中山競馬場の11R芝2,500mで行われる、第66回有馬記念(GⅠ)2021年のレース(馬券)予想をお届けします。クロノジェネシスが連覇なるか、あるいはエフフォーリアが世代交代を告げるのか。2頭が人気を分け合う形になっています。

今年の中山競馬場は例年より馬場状態が良く、クロノジェネシスにとっては不利かと思われていました。ところが12月24日金曜日の夜に雨が振り、土曜日は最終12Rまで芝コースは稍重状態。スピードよりも力強いタイプのクロノジェネシスにとっては、まさに恵みの雨といったところ。

エフフォーリアは稍重の皐月賞をちぎって勝っていますし、馬場状態には左右されないタイプ。今日12月26日日曜日の芝は良ですが、パンパンという状態ではなさそうなので、両馬にとって有利不利のない馬場状態と言えそうです。

ひとつ気になるのはエフフォーリアに乗る横山武志騎手が、昨日半弟のヴァンガーズハートでポカをしてしまったこと。まぁ引ずることはないとは思いますが、ちょっと流れが良くないのかなぁという印象です。

今回有馬記念で本命◎にしたのは、松山弘平騎手が乗るキセキ。GⅠは菊花賞のみではあるのですが、アーモンドアイがレコード勝ちしたジャパンカップで2着するなど、名脇役的存在の馬。ラストランを飾ってもらいたいところです。

おそらくパンサラッサが大逃げしてタイトルホルダーが追う展開、キセキには離れた3番手から早めに捲くってもらいたいところです。ロングスパートが効くタイプなので、スピードの持続を活かせる展開ならチャンス十分。まさに奇跡を演出してもらいたいところです。

○▲はクロノジェネシス、エフフォーリアの順位。クロノジェネシスは中山の芝2,500mには一日の長があり、エフフォーリアはハイペースになった時の不安がややあるので3番手としました。

△は今回、M.デムーロ騎手に乗り代わったステラヴェローチェが本線。三冠レースはすべて後ろから行き届かずでしたが、切れ味なら引けを取らない馬。中京競馬場の不良馬場で神戸新聞杯を制したように、切れ味だけではなく力強さもあるのでチャンス十分でしょう。

波乱含みになれば丹内祐次騎手が乗る、ウィンキートスを抜擢。エリザベス女王杯は展開に恵まれずでしたが、目黒記念の覇者でもありオールカマーは2着。先行して流れに乗れれば、ゴールドシップ産駒らしくこの時期の中山ならチャンス十分でしょう。

第66回有馬記念(GⅠ)2021年のレース(馬券)予想は 15番のキセキを軸に、3連単マルチまたは3連複軸一頭流し。相手は6番ウィンキートス、7番クロノジェネシス、9番ステラヴェローチェ、10番エフフォーリアです。

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